2015年12月6日日曜日

フラット35を利用する場合の3つのつなぎ融資方法 その2

こんばんは!
【フラット35を利用する場合の3つのつなぎ融資方法 その2】
 
夜はお金に関する投稿です。
 
今日はフラット35を利用する場合、
つなぎ融資として利用できるものが
3つあるんです。
 
前回は金融機関独自のものを解説しました。 
今回はその2を解説しますね。
 
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フラット35のつなぎ融資 その2:現地銀行の住宅ローンをつなぎ融資として利用する
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現地の銀行の住宅ローンを利用して、
土地購入代、着工金などを借入をして、
建物の引渡しの際に、フラット35で精算をすると
いう方法です。
  
現地の銀行っていうと、長野県であれば、
八十二銀行や、長野銀行のことですね。
 
でも、これらの銀行に
真っ正直に
「借入はフラット35でと決めているんですけど、
つなぎ融資が受けられないので、
つなぎ融資の分だけ貸してください。」

っていっても断られます。
 
銀行は手間ばっかりがかかって、
儲けがほとんどありませんから、
嫌がられるのは当然です。
  
ですから、
つなぎ融資のつもりでも、
普通に住宅ローンを借りるつもりの
手続きを進めましょう。
 
それと並行して、フラット35の
審査や申込を済ませておき、引渡しのときに
フラット35から借りたお金で
つなぎ融資の分を精算をします。
 
それでは、
つなぎ融資にかかる利息と手数料を
計算してみましょう。

今回の例で、つなぎ融資に利用するのは、
八十二銀行の3年固定金利の1.05%です。

その他の条件として、

・保証会社取り扱い手数料:32,400円
・保証料:金利に含まれているためなしとします

それでは計算をしていきます。
 
つなぎ融資の借入額はその1と同じ
 
土地代金1,000万円、着工金600万円、中間金600万円の
3回のつなぎ融資を受ける場合を想定してください。
 
つなぎ融資を借りる期間は、土地購入から6ヶ月、
着工から4ヶ月、中間金から2ヵ月とします。
 
とします。
 
 
1.つなぎ融資ごとの1ヶ月の利息を計算します。
 
まずは利息を計算します。
 
土地:1,000万円×1.05%÷12ヵ月×6ヵ月=52,500円
着工金:600万円×1.05%÷12ヵ月×4ヵ月=21,000円
中間金:600万円×1.05%÷12ヵ月×2ヵ月=10,500円
 
利息の合計は、84,000円でした。
 
2.つなぎ融資にかかる保証料を計算する
 
通常は保証料も計算をするのですが、
八十二銀行では保証料は金利に込みなので、
この計算はなしになります。
 
保証料がある場合は、利息の金利にプラスをした
計算をするとすぐに合計金額が分かりますね。
 
3.融資手数料を加算する
 
つなぎ融資の利息と保証料を計算したら、これに
保証会社の融資事務手数料の32,400円を加えます。
 
84,000円+32,400円=116,400円

前回の金融機関独自のつなぎ融資は
約40万円でしたので、
これで約30万円の節約になります。
   
これ、金銭面ではとても節約が出来る
いい方法に思えますが、2つデメリットがあります。
 
ひとつは、住宅ローン審査の手間を2回
行わないといけないこと。
結構面倒に感じてしまうかもしれません。
 
そしてもうひとつが現地銀行への
気まずさです。

そもそも現地銀行の担当者も、住宅ローンを
借りてくれるから審査も手続きも
行なってくれたのに、

半年もすると借り換えをしてしまうと
いうことになるんです。
 
なんとも後味が悪く感じてしまいますが、
それでもオレは1円でも安く済ませたい。
だから、なんと思われてもかまわないと
いう方は、この方法を選ばれるといいと
思います。

 
あなたの夢の家づくりを
全力で応援します。
 
 

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